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最 新 発 表

@福岡市 泰海園 山崎泰司氏 ご報告

イチゴ栽培の効果的な土壌改良法および、

植物活性材としての「ニームオイルあざでらん」の使用法    

イチゴでの新しい発見(下記参考写真掲載

「あざでらん」を使い始めて、6年近くになります。当初、草食昆虫の 忌避材として使っておりましたが草食昆虫の忌避効果以上に他面での効果が出てくることに驚いております。

「あざでらん」は、生産物によっては希釈倍率や使用法が異なりますが、無農薬栽培を志 す方々にとっては、一条の光りであることはまぎれもない事実であります。

福岡県広川町は、イチゴ栽培の発祥の地、特産物の一つです。

イチ ゴは9月中旬を目安に定植しますが、「あざでらん」の希釈倍率や使用法の工夫では普通の株を8月下旬に定植することが可能になると思います。

一般常識では、成長の点の細胞分裂がある程度進んでから定植します。定植後、栄養成長が強すぎると株の大きいわりには葉数や花数が少ないと思います。「あざでらん」の使い方次第では、ランナーを出さずにそのぶん花数を多く付ける事ができます。

生殖成長先行型で栽培管理した場合、株のどこから花が出てくるか予想が立たず360度可能であり、今までの常識では考えられないことです。

イチゴ栽培は、草食昆虫と菌との戦いであり、栽培期間の長い作物であります。当園ではダニ以外の草食昆虫やうどんこ病・灰色カビ病・に対して、

「あざでらん」を使った防除の実験実証しております。昭和生化学(株)との共同研究の結果、新しい発見や発想の切り替えで実践実証しております。数年後にはダニに対する完全防除が可能になると考えます。

以下経時を具体的に写真で示した。

平成12年9月15日定植

昨年のイチゴの株と今年のイチゴの株とを比較すると、株元の直径が平均して1ミリ小さい苗でした。
定植後の株を大きく作るために
あざでらんの希釈倍率を300〜350にして、株の芯に芯がけを5日に1回する。定植前の苗の仕上がりが良ければ、育苗期の時から生殖成長に持っていけば定植から(一般の栽培では一株に5〜10本前後のランナーが出る)ランナーをださないのでその養分が花数を多くつけることが出来る。


平成11年度 定植から45日目の株の状態

苗の仕上がりよく育苗期から生殖成長を優先した仕立て方法をとった、その結果10aにランナーの出た株は50株程度であった。



この時期になると、あざでらんを使い続けている株と一般の株とでは、同一種とは思えない株の姿です。葉は厚く全身とげに覆われ葉は光を追って動き光合成が盛んに働いています。


普通一番花には、果実をつける枝は3本ときまつております。あざでらんの薬効成分がサイトカイニン(植物自身が作るホルモンの一種)の働きを高め、ランナーになるべきものを花芽にかえる。
あざでらんを使うことによって、一株に、果実をつける枝が1番花だけで6本から9本にもなる。

     


このころになると一粒の果実重は40グラム前後に成長しておりますが、かなり枝の細いわりには弾力性が強く地面に着いている果実はあまり見かけません。



イチゴの品種は「豊の香」です。「豊の香」の欠点として着色の不揃いが言われておりますが、サイトカイニンの働きが強く葉の陰でも良く着色します。


12月下旬になと、1番花の果実は2割近く収穫が終わり、同じ株で別の1番2番花が同時に出てきております。また、あざでらんを6〜7日周期で使っておりますが
うどん粉病、灰色カビ病などの被害はありません。

ご質問は下記へ 山崎氏へ取次ぎます。


次回報告予定 ぶどう(茎ヘ塗布)


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